宮崎でのプロ野球春季キャンプ2020キャンプレポート第3弾は、南郷町で行われている埼玉西武ライオンズのスプリングキャンプ!
もくじ
南郷スタジアムの駐車場状況
今年は松坂大輔効果でしょうか?
例年よりも観客が増えており、今までの駐車場はお昼過ぎにはもうすでに満車でした。
しかし、観客増員を見越した南郷町が、少し離れますが新たな駐車場を用意していました。
そこも埋まってしまうとそこからはシャトルバスでの移動になります。
キャンプスケジュール
その日のスケジュールが本球場、バックネット裏等に掲載されております。
これでお目当ての選手の予定を確認することが可能です。
南郷スタジアムは大盛況!
この数年のスプリングキャンプの中では一番多いファンの数に驚かされました。
パ・リーグ2連覇もありますが、やはり松坂大輔投手の復帰も起爆剤になっているのは否めないでしょう。
南郷スタジアム周辺の装飾
球場には昨年の秋季キャンプより新たに施された装飾がいくつもあります。
デザイン性が良く見るだけでもわくわくしてきます。
『SPIRIT OF KING since1951』
ライオンズ命名から70年。王の系譜は続いていく。
チームの歴史を感じます。
WE ARE ONE
ビクトリーエンブレム“WE ARE ONE”が本球場の正面入口のところにありました。
ライオンズ。
それは監督・コーチ・選手・スタッフとファンがひとつになった、猛々しい百獣の王の群れだ。
いかなる時もファンと共にチームは力強く明日に向かって、雄叫びを上げる。
共に強く、共に熱く。
Leolution!
くろしおドームの入口には、今年のスローガンが掲載されていました。
2019年秋季キャンプ時には、2年連続でパ・リーグ優勝を果たすもクライマックス・シリーズで敗退し日本シリーズへ進めなかった悔しさを象徴するかのごとく、壁に投げつけられたボールのシールが張ってありましたが、気分一新!
“Leolution!”
レオリューションとは変革/発展+獅子の造語。
チーム、そして選手ひとりひとりの変革がライオンズのさらなる栄光時代の幕開けとなるという想いが込められているそうです。
記念撮影コーナー
選手のインタビューを再現して記念写真が撮れます。
グッズ売り場
グッズ売り場です。
球場すぐ近くにフードコートもありますので、キャンプを楽しみながら食事をすることが可能です。
埼玉西武ライオンズ南郷春季キャンプ2020練習風景
南郷スタジアムの練習風景
山川穂高選手と外崎修汰選手の守備練習
本球場の中では今シーズンより背番号を33→3へ変更した山川穂高選手がサードの守備練習に励んでいました。
写真左に居るのは実家が青森県弘前市のりんご園を営むことからアップルパンチと呼ばれる外崎修汰選手です。
二人とも明るくすこぶる元気でした。
金子侑司選手のバント練習
バント練習にきたのが金子侑司選手です。
昨年41個の盗塁を記録し自身二度目の盗塁王に輝いています。
今年はチームのリードオフマンであった秋山選手がFAでメジャーリーグのシンシナチ・レッズへ移籍しましたのでその役割を担う選手の一人です。
メヒア選手のバント練習
守備練習の横では長距離砲のメヒア選手がバント練習に精を出していました。
以前まではチームの中軸を打っていましたが、若手の活躍により昨年は代打での出場が増えて、自身も危機感を感じているのでしょう。
決して上手というわけではないのですが、試合でメヒア選手のバントは中々見ることがないのでとても新鮮でした。
名将辻監督
選手達の練習を笑顔で明るく、時には声を掛けながらあたたかく見守る辻発彦監督。
余談ですが、辻監督は過去に故野村克也氏から「現役監督の中で能力は辻が一番」と言われたことを受けて「こんなことを言ってくれるのは野村さんだけ。こんなにうれしいことはないね」と故人を偲んでいました。
辻監督は現役時代を黄金期の西武ライオンズで過ごし、ベテランとなって野村氏の率いるヤクルトスワローズへ移籍。
そこで故野村克也氏の指導を受けたことが後々大変財産になったとおっしゃっております。
くろしおドームの練習風景
くろしおドームの中では野手陣がバッテイング練習に励んでおりました。
ブルペンの練習風景
ブルペンでは豊富な投手陣が投げ込みに励んでいました。
傾斜のある坂道
キャンプ地南郷中央公園は、面積は決して広い方ではないですが、急こう配の坂道が何か所もありますので、その往復がとても良い運動になります。
埼玉西武ライオンズ南郷春季キャンプのサイン状況!
投げ込みが終わったあとに、サインをお願いするファンに快く応じる高橋光成投手。
そうです、あの高橋光成投手です。
2013年の第95回夏の甲子園大会。宮崎県代表の延岡学園が宮崎県勢として初めて決勝戦へ進出した時に対戦した群馬県代表前橋育英の2年生エースが高橋投手でした。
あの時は初優勝を期待して宮崎県民が応援しましたが、あと一歩及ばず4-3で惜敗しました。
その後、高橋投手は高校卒業後ドラフト1位で埼玉西武ライオンズへ入団。
入団当時の背番号は17でしたが、以前より慕っていた現西口コーチが2019年引退するとその背番号を継承し13になりました。
こちらは2017年明治大学よりドラフト1位で入団した齊藤大将投手背番号19です。
高橋光成投手同様にファンに囲まれていました。
2012年ドラフト1位増田達至投手。
2015年に最優秀中継投手賞を受賞し、2019年には最優秀バッテリー賞を森友哉捕手とともに受賞しており、人気も実績も兼ね備えています。
こちらは入団2年目イケメンの森脇亮介投手。
女性ファンからもらったたくさんの左手のチョコが眩しかった!
昨年4月初勝利後に一旦離脱し、その後6月に復帰すると11連勝を上げ、チームの2年連続のリーグ優勝に貢献したザック・ニール投手です。
菊池雄星投手がFAでマリナーズへ移籍した穴を十分埋める活躍でした。
今年は昨年までなかった選手の幟(のぼり)が新たに設けられていました。
背番号54ザック・ニール投手です。
そして、その奥の幟があの平成の怪物です。
写真のような感じで自然発生的にサイン会を待つファンの列ができています。
テレビのニュースではその先にあの平成の怪物松坂大輔投手が座ってペンを走らせていました。
そうですこの方です。
第1回WBC2006年で日本が優勝したその大会で初代MVPに輝き、ボストン・レッドソックスへ移籍した松坂大輔投手。
14年ぶりにここ宮崎・南郷に戻って参りました。
しかし、ファンの黄色い声もむなしく、松坂投手はトレーニング後に球場を後にしました。
選手も生身の人間です。その日のコンディション等ありますので期待した通りにならない日もあります。
昨年、中日ドラゴンズの沖縄キャンプで心無いファンに右手を掴まれてしまい、ピッチングに影響が出てシーズンを出遅れていますので、その辺り慎重になられているのかもしれません。
ワゴン車の中で、にこやかにほほ笑んでファンに手を振っていました。(写真では分かりませんねw)
ファンにサインをする今年新加入した背番号22コーリ・スパンジェンバーグ選手。
内野手での起用が想定されます。
がんばってください!
無料送迎バス
キャンプ地南郷中央公園の駐車場に停めることができなかったファンは、無料送迎バスで少し離れた臨時駐車場へ戻っていきます。
頻繁にバスが往復してますので、それほど待つことはありませんが、
やはり、どこもそうですが早めに行くことをお勧めします。
最後に
埼玉西武ライオンズの選手達は本当にファン対応が素晴らしいです。
ほとんどの選手がファンの求めに対してサインや写真撮影に応じてくれます。
それにしても、埼玉西武ライオンズはここ数年毎年主力選手が流出しております。
昨年は菊池投手、浅村選手、炭谷捕手そして今年は秋山選手がいなくなりました。
若手選手には又とないチャンスです。
その若手が出てくるのが埼玉西武ライオンズの強さではないでしょうか。
昨年の森友哉捕手が良い例です。
捕手として守備の要を務めながらみごと首位打者に輝きました。
今年は誰が出てくるのか楽しみでなりません。
名将辻監督も今年こそはとクライマックス・シリーズを制覇して日本一を目指していることでしょう。
みなさんで応援しましょう。
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