秋晴れの絶好のキャンプ日和の中、午後から車を走らせ、紅葉の始まった景色を横目に山越えをして南郷スタジアムまで行ってきました!
この記事は、西武ライオンズの南郷秋季キャンプについてレポートしています。
もくじ
メインスタジアム南郷スタジアム周辺の外観の変化
南郷スタジアムでは埼玉西武ライオンズの秋季キャンプが行われていました。
今年は二年連続でパ・リーグのリーグ優勝を果たした影響か?弱冠春季キャンプとは雰囲気が異なりました。
球場周辺にいくつか装飾が施されていました。
駐車場
駐車場は、週末の土曜日ということもあり、満車とまではいきませんでしたが弱冠のスペースがあるほどよい空き具合でした。
練習スケジュール
本球場には三塁側の観客席入口手前右横と、バックネット裏の通用口の壁の二か所に(写真のように)本日のスケジュールが日々掲示してあります。
気になる選手の一日の予定を背番号から確認することができます。
本球場から移動した下のくろしおドームの前の掲示板にも同じものがアップされております。
メインスタジアム(南郷スタジアム)
本球場では全体練習を終えて各人個別練習の時間帯に入っておりました。
居残りでコーチに指導を受ける山田選手他何人かの選手の姿がありました。
くろしおドーム、ブルペンおよびサブグラウンド
本球場から階段で下へ移動します。
するとそこには、室内練習場であるところのくろしおドーム(トレーニング施設も兼ね備えてあります)。
またさらに下へ移動するとそこにはブルペンと守備練習スペースがあります。
各選手個人練習に余念がありません。
個人練習が終わると投手陣を筆頭に徐々に上がり(練習が終わり宿舎へ帰る)の選手が本球場へ移動してバスで宿舎へ戻って行きます。
その上がりの選手たちが移動の途中でファンサービスに応じていました。
中には、まだ練習がありますのでと断る選手もいますが、埼玉西武ライオンズの選手達は本当にファンに優しい選手が多いなと感じました。
その中には、昨年のドラフトで浦和学院から入団した渡邉勇太朗選手がいました。
渡邉勇太朗選手は埼玉西武ライオンズの地元埼玉県の出身で、中日の根尾選手(大阪桐蔭)らと第100回記念大会の甲子園を盛り上げた選手の一人です。
彼は、ドラフト後の入団会見で現在メジャーリーグのロサンジェルスエンジェルスで二刀流として活躍する大谷翔平選手のものまねが大変上手な選手です。
渡邉勇太朗投手の特技は大谷翔平選手のモノマネ!ということで、「レフトに流し打ちのホームランを打ったときの大谷選手」のモノマネを急遽ファンの皆さんの前で披露しました!#seibulions #野球795 pic.twitter.com/zyNIN9w4fJ
— サンデーライオンズ (@sundaylions795) December 13, 2018
少年時代、誰しも有名な選手のものまねをしたものです。
特に特徴のある選手、(王選手、長嶋選手や落合選手等と・・・)また指導者からも上手な選手の真似から入れとも言われたものです。
ものまねが上手いということは、その選手の特徴を見て把握しているということ特に体の使い方を理解しているということは相当何度も何度も動画を再生して試行錯誤でたどり着いたと思われます。
そして、今度は自分の体に置き換えて自分のパファーマンスへ繋げて上手にものまねを取り込んでいると感じました。将来が大変楽しみです。
そのあたりをテレビの映像で観て知っている野球少年たちに囲まれて大人気でした。
豊富な投手陣
また、投手陣で人気だったのは今年3年目を迎え今季よりメジャーリーグのシアトルマリナーズへ移籍した菊池雄星投手の後継者として期待されている今井達也投手です。
彼は渡邉投手からさかのぼること2年前の夏の甲子園で栃木の作新学園がみごと優勝したときの優勝投手です。
爽やかなルックスから、子供から女子まで人気があり、今年のポストシーズンでも投げていましたが実力も兼ね備えた将来のエースを目される投手の一人です。
野手陣
投手陣が上がっていく中で徐々にではありますが、野手陣も個人練習が終わった選手が徐々に上がっていきます。
その中には、パ・リーグでは野村克也氏以来54年ぶりにパ・リーグ首位打者をキャッチャーとして獲得した森友哉選手がいました。
昨年まで正捕手として活躍された炭谷銀次朗選手が読売巨人軍へフリーエージェントで移籍されて、その後の正捕手という重責を担いながらの首位打者獲得は称賛に値する活躍でした。
タイトルホルダー
そして野手陣では忘れてならないのがこの選手、山川穂高選手です。
今年はどすこいのパフォーマンスで球場を盛り上げ、実績では二年連続でホームラン王のタイトルを獲得しました。
彼は先輩であるところの大選手おかわり君こと中村剛也選手のバッティングフォームを研究して上手に自分に取り入れた選手の一人です。
今年、ある番組の企画で落合博満氏と対談(山川選手が自ら落合氏との対談を希望されたそうです)。
落合さんがよくそんなフォームでそれだけの数字(結果)が残せるなとおしゃって関心しているのが印象的でした。
山川さんはそんな落合さんから何かを吸収しようとする一生懸命な姿に好印象を持ちました。(結果をだしているのにさらに貪欲に前進しようとするその姿)
また、日々のルーティンとして山川選手は試合が終わった後も、球場(ホーム球場)に残ってバッティグマシーンと向かい合って自分のバッティングフォームの確認に余念がありません。
落合氏は山川選手が球場に近いところに居を構えられたことをそれだけの覚悟をもって取り組んでいると大変評価されていました。
そして、山川選手も大変ファンを大切にされる選手で大勢のファンの対応ににこやかに応じていました。
来年も更なる飛躍を期待しております。
夕暮れ迫る
そうこうするうちに日が陰ってきて徐々に寒くなってきましたのでそろそろ家路へ向かうファンの方も増えてきました。
若手達はまだまだ練習
それでも、まだまだ若手の選手は個人練習に励んでいました。
心に残る強烈なインパクト!
それから、何か強烈なインパクトのあるものをくろしおドームの壁に貼ってあるのを見つけました。
私だけかもしれませんが、壁に穴があくほどボールを強く投げつけたように思えるデザイン。
西武ライオンズは二年連続でパ・リーグのリーグ優勝を成し遂げるも、クライマックシリーズ二年連続で同じ相手である福岡ソフトバンクホークスに敗れました。
日本シリーズへ進めなかった辻初彦監督をはじめ選手の皆さん悔しさが滲んでいるように思えてなりません。
辻監督の元チームメイトの秋山監督が福岡ソフトバンクホークスで王監督の後を受けての最初の二年間クライマックスシリーズで二年連続敗退しています。
また、当時解説者であった同じく元チームメイトの工藤監督は、秋山監督が何故クライマックスシリーズで敗退したのかを分析してそれをご自身が監督となった福岡ソフトバンクホークスで実践している強さがあるのではないかと思えてなりません。
なにわともあれ来年以降に期待しましょう。
年明けには海上パレードを今年同様にやるのか?
それと最近スポーツ紙でとりあげられておりますが、中日ドラゴンズを退団した松坂大輔投手が埼玉西武ライオンズへ戻ってくるのではないかと。
背番号は16ではないかと。
そうなると来年の2020年スプリングキャンプは松坂フィーバーの再来になるのではないでしょうか。
2019埼玉西武ライオンズ秋季キャンプは11/17までです。
何かと話題がつきませんがこの辺で失礼いたします。
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