広島カープ日南秋季キャンプに行ってきました!
キャンプ終盤あいにくの雨の日でしたが、キャンプの模様をレポート致します。
雨の日でもドラ1ルーキー小園選手のサインはしっかりゲット出来ましたよ!
もくじ
キャンプ地、天福球場
秋晴れのキャンプ日和とはいかず小雨の降りしきる中、車を走らせ紅葉の中山越えをして天福球場までやってきました。
宮崎県日南市の天福球場で広島東洋カープの秋季キャンプが行われています。
球場正面真っ先に目に飛び込んでくる「闘志」
インパクトがあってかっこいいです。
天福球場前の駐車場
駐車場は、天福球場目の前の駐車場が利用できます。
平日の雨模様ということもあり満車とまではいきませんでしたが、弱冠のスペースがあるほどよい空き具合でした。
スケジュール
本球場には一塁側の観客席入口右横に(写真のように)、本日のスケジュールが日々掲示してあります。
気になる選手の一日の予定を背番号から確認することができます。
メイン球場の天福球場
スケジュール表に記載があるように、午前中紅白戦を行い、午後は雨のためダイヤモンドにシートが被せてあり観客席も人気がありませんでした。
雨にも負けず練習
外野の芝生(ライト付近)で一部の選手達が各人個別練習に汗を流していました。
選手との距離が近い天福球場
この天福球場は選手との距離を間近に感じることのできる球場で、柵を隔てた目の前で憧れのプロ選手の練習を見ることができファンにはありがたいことです。
野村監督時代に以前より親交のあった1994年メジャーでトルネード旋風を巻き起こした元ロサンジェルスドジャースの野茂英雄投手が臨時コーチで訪れ、この場所でトルネードのキャッチボールを見て大変興奮してことを思い出しました。
この日はライト側の芝生の部分で投手陣がダッシュを繰り返し行っていました。
また、主力投手陣と野手の一部はすでに湯布院でのオーバーホールへ旅立っておりました。(湯布院組:九里、大瀬良、野村、床田、菊池保、中村恭、石原、田中広、西川、長野、松山の11選手)
2人の誠(まこと)投手
気になったのは二人の誠(まこと)投手です。
一人は3年目熊本出身のアドゥワ誠投手。
ナイジェリア出身の父と元バレーボール選手の日本人母を持つハーフで、当時無名だった四国の松山聖陵高校を3年時に甲子園へ導き196cmの長身から投げ下ろすストレートには威力があり、また、スライダー等の変化球も兼ね備えています。
昨年は公式戦で6勝しています。
もう一人はケムナ誠投手。プロ入り1年目の地元日南高校出身のケムナ投手。
アメリカ人の父(フェニックスリーグでは登板の日にお父さんが球場で観戦されてました)、日本人の母を持つハーフ。ハワイで生まれ3歳から日本で過ごしています。
日南高校の後、大分の日本文理大へ進みそこでプロのスカウトの目に留まり今日に至ります。
彼も192cmの長身から投げる150km台のストレートと縦に大きく割れるカーブが持ち味で、将来が大変楽しみな投手の一人です。
地元出身ということで天福球場近くにある“直ちゃんラーメン”でアルバイトの経験や、入団までは公表されていませんでしたが自らが慣れ親しんだカープファンで相思相愛での入団。
これからの活躍が楽しみです。
また、サーフィンも得意です。
天福球場の室内練習場
外野後方の室内施設では投手陣がプルペンで投球。
野手陣が打撃練習に励んでいました。
ここではプリンスこと堂林翔太選手がバッティング練習に励んでいました。
月日の流れは早いもので今年でプロ入り10年目を迎えました。
中京大中京高校の3年時にはエースで4番の活躍で91回夏の甲子園で優勝しています。
プロ入り後は野手に専念しておりますが出場試合数の減少が気になります。
プライベートでは野村克也氏お気に入りだった元TBSアナウンサー枡田絵里奈さんとご結婚されています。
期待のルーキー2人
それからもっと気になる二人がこの二人、一人は写真奥の小園海斗選手。
第100回夏の甲子園を盛り上げた選手の一人で、報徳学園より昨年のドラフト1位での入団です。
走攻守3拍子揃った選手で1年目にして打撃不調の田中選手に代わって公式戦でショートを守っています。
58試合出場で本塁打を4本打っています。今後の活躍も非常に楽しみです。
もう一人が写真手前の林晃汰選手です。
彼も小園選手と同学年で智弁和歌山から昨年のドラフトで指名された選手です。
智弁和歌山高校から初の広島カープに入団する選手で、あの名将高嶋仁監督(甲子園通算最多勝利数68勝2018年勇退)に育てられた選手。最後の教え子になり長距離砲としての期待のかかる選手。
これから非常に楽しみな一人です。
佐々岡新監督
緒方監督就任二年目でリーグ優勝を果たし、そこから3年連続でリーグ優勝が続きました。(日本シリーズではいずれも敗退)
しかし今年は、読売巨人軍の監督に返り咲いた原辰徳監督に4年振りにリーグ優勝を奪われ、5年振りにBクラスへ転落。4位という成績でした。
そのタイミングで緒方監督が退任されて佐々岡新監督の誕生となりました。
緒方監督からバトンを渡され新たに監督に就任した佐々岡監督。
投手力の強化で投手王国の再建を狙います。
グッズ売り場とモニュメント
本球場の手前では、カープグッズを販売するテントもあり夕方遅くまでオープンしていました。
また、その手前にはカープの歴代の名選手の功績を湛えるモミュメントがあります。
雨の中サイン待ちのファンが待ち望んだドラ1小園選手
日もかげってきて16:00ころからあがり(宿泊先へ戻る)の選手が出てきます。
そこで雨にも負けずサインをお願いするファンの姿が目を引きます。
しかし、カープの主力選手は雨のためなのかはわかりませんが車で帰られる方が多く、ファンサービスは応じられる方は少なく、主にルーキーの方がメインだった印象です。
宮崎出身の羽月選手、高橋選手、林選手、小園選手等です。
中でもファンのお目当ては何と言っても小園選手です。
小園選手は途中で切ることなく列に並んだ全てのファンの全員にサインをされていました。
ただし、写真はNGでした。
家路を急ぐ選手とファン
お目当ての小園選手のサインを貰ったファンの皆さんは満足されて家路へ向かいます。
雨の中、選手の皆さん、スタッフの皆さん、ファンの皆さん大変お疲れ様でした。
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